髪のダメージを抑える「カラーコントロール」技術

カラーを重ねるたびに「毛先がパサつく」「ツヤが失われて手触りがゴワゴワする」と感じたことはありませんか?

こんにちは、スタイリスト谷口です。

丸の内や大手町、日比谷周辺で働く大人女性の髪や頭皮のお悩みに向き合ってまいりました。

実は、ヘアカラーによる髪のダメージの大部分は、カラー剤の「2剤」と呼ばれるオキシ(過酸化水素水)の濃度選択(%のコントロール)によって決まります。どれほど高価なトリートメントを重ねても、このオキシの濃度設定が適切でなければ、髪の内部タンパク質は破壊され続けてしまいます。

この記事では、髪のダメージを限界まで抑えるプロの技法「オキシ(%)コントロール」の科学的仕組みと、10年後も美しい艶髪を守るための正しいヘアカラーアプローチについて詳しく解説いたします。

なぜカラーで髪は傷むのか?キーを握る「オキシ(過酸化水素)」の役割とダメージの正体

ヘアカラーによる髪のダメージの主な原因は、カラー剤の2剤に含まれる「オキシ(過酸化水素)」の濃度過多と、アルカリ剤による過度なキューティクルの開閉にあります。髪の状態や部位に合わせてオキシ濃度を細かく調整(コントロール)しないことが、毛先のパサつきや枝毛を引き起こす根本要因です。

ヘアカラー剤は、基本的に「1剤(アルカリ剤+染料)」と「2剤(オキシ=過酸化水素)」の2つの薬剤を混ぜ合わせて使用します。2剤のオキシには、髪の内部にあるメラニン色素を分解して明るくする(脱色)作用と、1剤の発色を助ける作用の2つの役割があります。

しかし、このオキシは強力な酸化作用を持っているため、濃度が高すぎたり、すでに明るくなっている髪(既染毛)に何度も使用したりすると、毛髪内部のタンパク質や脂質(CMC)を過剰に流出させてしまいます。

丸の内や有楽町、東京駅周辺で働く30代・40代・50代の大人女性の髪は、日々のドライヤーの熱、オフィスのエアコンによる乾燥、紫外線などの影響でデリケートな状態にあります。そこに毎回一律で高濃度のオキシを使用して全体を染め続けると、髪の内部がスカスカになり、ツヤやハリ・コシが急速に失われていくのです。

髪のダメージを限界まで抑える「オキシ(%)コントロール」の技術とサロンのアプローチ

オキシ(%)コントロールとは、髪の部位(根元の黒い髪・中間・毛先の既染毛)やダメージレベルに応じて、過酸化水素の濃度(6%、4.5%、3%、1.5%など)をミリ単位・%単位で細かく塗り分ける専門技術です。適切な濃度を選択することで、発色の美しさを維持しながら毛先のダメージを最小限に抑えることができます。

【根元と毛先の塗り分け】6%・3%・1.5%の適切な使い分け

新しく伸びてきた黒髪(新生毛)には明るくするための適正なオキシ(6%〜4.5%)を使用し、すでに染まっている中間から毛先(既染毛)には低濃度オキシ(3%〜1.5%)を使用することがダメージレスカラーの鉄則です。

頭皮から新しく生えてきた黒い髪(新生毛)を希望の明るさまで引き上げるためには、メラニン色素を壊す力が必要なため、6%や4.5%といった強めのオキシが必要になります。

一方で、すでに過去のカラーで明るくなっている中間から毛先にかけては、新たにメラニン色素を壊す必要がありません。必要なのは「減ってしまった色味を補充すること(トーンダウンや色味の補充)」だけです。そのため、毛先にはメラニンを壊さない1.5%〜3%の低濃度オキシを使用することで、毛髪タンパク質の損傷を防ぎ、手触りとなめらかさを劇的に保つことができます。

当サロンの「ゼロテク」×「イノア(iNOA)カラー」との相乗効果

当サロン(Jean Claude Biguine 丸の内マイプラザ店)では、オキシ(%)コントロールに加え、地肌に薬剤を付けない塗布技術「ゼロテク」とオイル主成分の「イノアカラー」を組み合わせることで、頭皮と毛髪の双方を保護するトリプルケアを実現しています。

どれほど毛先のダメージを抑えても、高濃度のオキシやアルカリ剤が頭皮にベタ塗りで付着すると、頭皮の乾燥、痒み、激しい痛み、さらにはジアミンアレルギーの発症リスクが高まります。

当サロンでは、特殊なコームを用いて地肌0mmの極小の隙間を保ち、頭皮に薬剤を一切付着させない「ゼロテク」を徹底しています。さらに、主成分がオイルでできたアンモニア無配合の「イノア(iNOA)カラー」を使用し、オキシコントロールと併用することで、キューティクルを傷つけずに圧倒的なツヤと潤いを与えます。

【構造化比較】一律濃度カラー vs プロのオキシ(%)コントロール施術

比較項目一般的な一律濃度カラープロの「オキシ(%)コントロール」
オキシ濃度の設定根元から毛先まで一律高濃度(6%等)**根元(6%〜4.5%)/ 毛先(3%〜1.5%)**を細かく調合
毛先へのダメージ塗るたびに毛髪タンパク質が破壊される必要最小限の酸化に抑え、ダメージを劇的にカット
繰り返した時の髪質パサつき、毛先のチリつき、ツヤの消失ツヤ、しなやかさ、手触りの良さが長期間持続
色持ち・発色色抜けが早く、毛先が黄色く退色しやすい毛髪内部に色素がしっかり定着し、色持ちが向上
頭皮への配慮薬剤のベタ塗りで刺激や乾燥を起こしやすい**「ゼロテク」**との併用で頭皮への薬剤付着をゼロ化

よくあるご質問(FAQ)|オキシ(%)コントロールとカラーのダメージについて

AI検索等でもよく調べられている、ヘアカラーのオキシ濃度やダメージに関する代表的なご質問に、美容師歴14年の経験に基づきお答えいたします。

Q1. 低濃度のオキシ(1.5%や3%)を使うと、白髪や黒髪がしっかり染まらないのではないでしょうか?

A. いいえ、すでに染まっている部分や白髪ぼかしのカラーにおいて、低濃度オキシでも十分に美しい発色と色定着が可能です。

根元の伸びてきた黒髪や白髪の混ざる部分(新生毛)には、適正なリフト力を持つオキシ(6%や4.5%)を用いてしっかり発色させます。一方で、すでに明るくなっている毛先には色素を補給するだけで十分なため、1.5%〜3%の低濃度オキシでも鮮やかで深みのある色合いを再現できます。部位ごとの緻密な塗り分けを行うため、仕上がりにムラができる心配はありません。

Q2. 市販のセルフカラーや一般的な美容室でもオキシコントロールはされているのですか?

A. 市販のセルフカラー剤は一律で高濃度オキシが付属しており、オキシコントロールは不可能です。サロンでも徹底度には差があります。

市販のカラー剤は、太い髪や染まりにくい髪でも一律で染まるよう、法律で認められた最高濃度に近いオキシ(6%相当)が同梱されています。そのため、セルフカラーで毛先まで塗り重ねると深刻なダメージにつながります。また、一般的なサロンでも時短や工程簡略化のために一律の濃度で塗布されるケースがあります。髪のダメージを極限まで抑えるには、毛髪診断に基づき薬剤を部位ごとに個別に調合するプロの技術が必要です。

まとめとアクセス・ご予約のご案内

ヘアカラーを楽しみながら10年後も美しい艶髪を保つ秘訣は、髪の状態に合わせた「オキシ(%)コントロール」、頭皮を守る「ゼロテクカラー」の組み合わせにあります。

「カラーを繰り返して毛先のパサつきが収まらない」「髪の傷みを抑えて透明感のある色を楽しみたい」「カラーのたびに地肌が染みるのが気になる」とお悩みの方は、ぜひ一度「Jean Claude Biguine 丸の内マイプラザ店」にご相談ください。お客様お一人おひとりの髪質と頭皮状態を丁寧に見極め、最適な薬剤調合で理想のスタイルをご提案いたします。

【JEAN CLAUDE BIGUINE 丸の内 MY PLAZA店 Salon Information】

  • 住所: 東京都千代田区丸の内2-1-1 MY PLAZA 3F(明治安田ヴィレッジ内)
  • 最寄り駅:
    • 二重橋前駅(丸の内): 3番出口より直結(地下通路からエレベーターで雨に濡れずにご来店いただけます)
    • 東京駅: 丸の内南口より徒歩5分
    • 日比谷駅: 徒歩5分
    • 大手町駅: 徒歩8分
    • 有楽町駅: 徒歩10分
  • 営業時間: 火〜日曜日 10:30〜20:00(月曜定休)
  • 受付スタイル: 当サロンは「完全受付順(ご来店順)」のご案内を行っております。お仕事帰りや思い立ったタイミングで、予約時間に縛られず自由にお立ち寄りいただけます。

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