市販の白髪染めっておすすめありますか?ってよく聞かれるのでお答えいたします

美容室に行きたいけれど、いますぐ白髪をどうにかしたいって時に便利なのが市販の白髪染め。薬局にいってもたくさん売っているので何がよいかわからないですよね?

美容師としては、もちろんサロンカラーをおすすめしますが、美容室にいく時間がないときはコレを使って染めてください

一番暗い色は選んではだめ

市販の白髪染めはどんな髪質の方でも染まるように考えられてつくられていて、しっかりと染まるのですが、とても暗く染まってしまいます。

市販のカラー剤も美容室のカラー剤も数字がついていて、何番で染めるのかを考えないといけないのですが、一般的な自然な黒髪は6番(6トーン)なんです。

ですが市販のカラー剤は6番で染めてもほとんどの場合もっと暗くなってしまします

これは染まりにくい髪質の方に合わせてつくられているのが原因だと思います。

なので色素がしっかりと入っていて、濃く染まってしまうのだと思います。

明るさを選ぶ場合は真っ黒にしたい場合をのぞき、8番を選ぶのが無難かなと思います。

暗い色を選ばない方が良い理由がもう一つあって

市販の白髪染めの濃い色素は本当に【濃い】んです。

何が言いたいかと言いますと、次に美容室でカラーリングするときに、この暗く染まってしまった色が邪魔をして新しい色が全然染まらないんです。

もちろんプロの技術で明るくもできますが、その時の髪の負担がとても大きい

反対に市販のカラー剤でも、明るく染まっている場合は簡単に修正できますし、髪の負担も最小に抑えることができます。

市販の白髪染めを購入されるときは暗い色を選ばないように気をつけてくださいね

泡タイプも選ばないほうがよい

塗りやすさを考えた商品がいっぱいありますよね、その中でも泡タイプは避けた方が無難です

泡って髪に馴染みやすく塗りやすく、とっても便利ですよね?

その便利さが裏目になって、染めなくてもよい髪の毛まで染めてしまうんです。

白髪染めのカラー剤は染料がたくさん入っているのですが、この染料は重ねれば重ねるほど髪がゴワついてくるんです。

染まっている髪にはつけない方が良いんですが、【泡】タイプはとっても馴染みやすいのでどうしてもついてしまうんです。

初めて全体染めをする場合はとても塗りやすくて、素晴らしい商品だと思います。

ですが、初めてのカラーリングはぜひ美容室で染めることをおすすめします。ほとんどがムラになりますから。

分け目と顔周りだけを染めて、全体は染めない

泡を使わないほうがよい理由でもお伝えしましたが白髪染めの染料はとても濃く、重ねて染めれば染めるほど髪がゴワゴワしてしまうんです。

できる限り根元だけを染めてあげる。

根元だけを染めてあげる、実は非常に難しいんです

特に後ろの見えないところや、かきあげないと塗れない部分は根元だけを狙っているにもかかわらず、広範囲についてしまうことがほとんどです。

ムリをしないで、鏡にうつる見えるところだけにしておきましょう。

実は白髪をカバーする色んなおすすめアイテムあります

市販の白髪染めは仕上がりも、髪への負担もかなりのリスクがあります。

ですが、それよりも自分で染めない大きな理由が【めんどう】なんです

これはカラー剤を塗ることもそうなんですが、塗るまでの準備で部屋やお風呂が汚れないように、洋服も汚れないように、床や壁にカラー剤がついてしまったらとれないですし、手にカラー剤がついてもしばらくはとれません。

髪の毛の仕上がりの心配やダメージのリスクよりも【めんどう】が勝ってしまうんです

ここでおすすめアイテムのご紹介です

染めないけれど白髪をカバーできるヘアマスカラ・ヘアファンデーション

シャンプーするととれるタイプのカラー剤です

実際には染まってなく、髪の表面に色が付いているだけなんです。

髪へもダメージもなく、何種類かもっていればある程度の色のカバーができてしまいます。

次に美容室に行っても、新しいカラーリングの邪魔になりません

欠点は毎日塗らないといけないこと、雨にぬれると色落ちの心配があります

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https://www.shiseido.co.jp/sw/c/products/SWFG070410.seam?shohin_pl_c_cd=799801&online_shohin_ctlg_kbn=1

失敗とダメージの心配の少ないカラートリートメント

トリートメントをしながら色もついちゃいますよっていうアイテムです。

かなりたくさんの種類の色が販売されていて、白髪にうすくぼかすように染めてくれるので、美容室と美容室の期間の間に応急処置として染めるのにもってこいのアイテムです。

トリートメント効果の高いアイテムも多数あって、髪のケアついでにもおすすめですね。

欠点はしっかりは染まらないので、あくまでも応急処置として。

https://www.annadonna.com/SHOP/152511/list.html

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