美容師になってからヘアカラーの頻度が増え、月1くらいでカラーチェンジをしたり根元だけを染めたりと繰り返していました。
それはある時突然おとずれました。頭皮に違和感を感じる、今までは何ともなかったのに地肌への刺激が不愉快になりました。
まずは地肌にカラー剤をつけないバレイヤージュで染めるようになった
入社した美容室がフランス発のジャンクロードビギンということもあり、何十年も前から存在している【バレイヤージュ】で染めるようになりました。
というのも、全てをメッシュで染めるバレイヤージュは頭皮に薬剤がつかないようにできるんです。
メッシュと言っても金髪メッシュではなく【バレイヤージュ】の名前のごとく、地面を竹ほうきで掃いたあとにできる繊細な筋感を表現できるんです。
それからは何年もバレイヤージュ一択でヘアカラーをしていました
ナチュラルバレイヤージュ↓
がしかし、バレイヤージュではカバーしきれない事態に、、、
そうです、皆さまの天敵【白髪】の発生です。
僕は親の遺伝のせいか、20代後半から白髪が生え始めました。ただ、少ないうちはバレイヤージュでカバーできるので良かったのですが、ある程度白髪が増えてくるとバレイヤージュだけでは厳しくなったきました。
仕方なく全体塗りへと移行したのですが、やっぱり頭皮がしみる・少し痛い・すこしかゆい。しばらくは我慢をするしかないか。
先代の社長からの教えで発見
もう12年くらい経つかもしれませんが、当時の社長に言われた言葉が「そんなカラーリングの塗り方をしていたらお客様がこなくなってしまうぞ!!」
当時の社長も明るめのカラーリングを繰り返していたせいか、頭皮が敏感で頭皮にカラー剤をつけないで塗ってくれと指示をうけていました。
カラー剤を塗るのですが、ハケを使って塗るのではなくコーム(クシ)で塗ります。実は新しい技術ではなくヘアマニキュアの塗り方なんです。社長からは「もっと丁寧に優しく」とよくご指導をいただいたものです😭
そうです、これがゼロテクを始めることの根源だと思っています。
そう簡単には導入にいたらない100人規模の美容室
当時は今ほどジアミンアレルギーを起こしてしまっている方や、頭皮が痛いとかかゆいって方が本当に少なかった。ですので100人もいる美容室では価値観を合わせるのが難しく、僕自身も優先順位は高くなかったです、自分のカラーリングをするときですら我慢をしてハケで頭皮からペタペタと塗っていたくらいですからね。
さらにカリキュラムとして存在していなかった【ゼロテク】をサロンワーク中でするのは相当な待ち時間のリスクがでてしまうからです。
12年前はこのままフェイドアウトしちゃいましたね😭😭
2018年、ついに頭皮に優しいゼロテク始動
10年経てば世の中は大きくかわるものですね、、ってとても感じました。
ジアミンアレルギーを発症してしまった方や、白髪染めやヘアカラーで頭皮がかゆい・痛い・ヒリヒリする方がとても増えてきたのです。
すでにヘアカラーを諦めてしまった方や、頭皮に保護クリームを塗って施術される方、草木カラーのヘナに移行された方などよく耳にするようになりました。
僕も気づけばスタッフに頭皮につけないで塗ってくれと伝えるようになっていましたね、けっこうな敏感肌になってしまい痛みを感じるようになったので。ただ、【ゼロテク】なら全く問題なく染められるんです♪
そして2018年ついに、再び全店へのゼロテク導入のプレゼンが始まったのです。
やはり当時と同じように賛成反対の意見が飛び交いましたが、当時の社長のお言葉【お客様が来なくなってしまうぞ】を使わせてもらい、もっと伝えたかったのは、薬剤の進化はメーカーが必死になって頑張っている、美容師はどうですか?snsやポータルサイトばっかりで技術の努力がたりていませんか?美容師の努力でお客様の将来の地肌を守っていきましょうよと。
まずは僕が店長を務めさせていただいているジャンクロードビギン銀座店から始めることになりました。
今では4000人以上のお客様にゼロテクをご提供いたしました
自分の頭皮の違和感から始まり、先代の社長のお言葉、世の中の敏感肌の方の増加、銀座スタッフの協力。
根源は美容師の努力によってお客様の頭皮を守りたい、敏感肌にはなってしまっているけれど、カラーリングや白髪染めでヘアスタイルを楽しみたいというご希望にお応えしたいという気持ちがあります
12年遅れではありますが、ジャンクロードビギン銀座ルグランでは自信を持って頭皮に優しいヘアカラー。地肌に薬剤をつけないでしっかりと染まる白髪染めの【ゼロテク】カラーリングをおすすめします。
お問い合わせはラインよりお気軽にどうぞ↓
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