18年美容師をやってきて、数名ですがカラー剤でアレルギー反応がでてしまった方にお会いしたことがあります。それはもうとんでもない状態になります。
頭皮の問題のように聞こえますが、頭皮だけでなく顔や首肩にまで及びます。
顔は腫れ上がり、表現するのも心苦しいです😥
ジアミンアレルギーになってしまうとヘアカラーができなくなってしまいます。
アレルギーになってしまわないように予防をしながらヘアカラーをする方法や、大切さ。
もしジアミンアレルギーになってしまってもできるヘアカラーの紹介をしていきたいと思います。
ジアミンアレルギーってどうなること?
軽い症状の方はおもに痒みです、カラーリングの最中に痒みが出てくる方や、お家に帰ってから痒みがでてくる方もいます。
花粉症の方はお分かりかと思うのですが、喉や鼻、耳がの中が痒くなったりしませんか?
花粉症の痒みも軽度なアレルギー反応なんです、それがもっとひどくなると鼻水が止まらなくなったり、くしゃみを連発しちゃうんです。
ただ重症の場合、花粉症とジアミンのアレルギー反応は次元が違いすぎます。
ジアミンによる重症アレルギー反応の大きな特徴はかぶれです
かさぶたができるレベルではないです、頭皮や顔面、首や肩がぼこぼこに腫れ上がり、出血してそれを治癒しようとして湧いてくる汁、毎日毎日湧いてきます。
髪をドライヤーで乾かしても乾かしても湧いてきて髪が乾きません。そして、治っていく傷口のたまらない痒さ。頭が狂いそうになります。
完全に治るまでにかなりの月日がかかるのも特徴です
そして、花粉症と同じで突然発症して二度と治らないんです。
ジアミンが入ったヘアカラーはできなくなってしまいます。
他には動機やめまいなども症状としてあらわれることもあります。
ジアミンアレルギー予防のヘアカラー
アレルギー反応は体内に蓄積されることで発症します。なので、ジアミンの入っているカラー剤を使わなければ発症することはないんです。
でも、透明感のあるヘアカラーしたいですよね?綺麗なアッシュ系とか、たまにはピンク系の可愛い色も季節に合わせて楽しみたいですよね?
やりましょう😊未来の頭皮を守りながらヘアカラーを楽しみましょう😊
僕がおすすめするのは【ゼロテク】カラーです
頭皮に薬剤をつけないでしっかりと白髪も黒髪も染める技術です
髪を染めるのに地肌にカラー剤をつける必要はないはずです。ですが技術的にはとても難しいんです。
僕たちは3年前からゼロテクを始めました。すでに5000人以上のゼロテクの実績があります
始めた頃はカラー剤を塗布する時間がものすごくかかっていました、ですがどこにも負けない経験値でスタッフ全員がマスターしています
ゼロテクカラーを体験されたお客様からは
「カラー剤じゃなくてトリートメントを塗られているみたい、なにも感じない」
「いつもは痒くなるのに、今回は平気」
「お家に帰ってからも痒くならなかったよ」
と大好評をいただいております
ジャンクロードビギン銀座では選択するのではなく、すべてのお客様にゼロテクをご提供しております。
そのため必然的に全員が技術アップにつながりました。
高い技術力が必要なのにもかかわらず料金は据え置きで、お客様の頭皮のためにさせていただいております
ヘアカラーは塗り始めてから約30分以上頭皮に薬剤がついています。その時間中、頭皮にカラー剤の刺激があります。
この無駄な刺激をなくすことにより、快適にカラーリングができますし、ジアミンの蓄積も軽減されると思います。
ゼロテクカラーの記事はこちらもどうぞ↓
※すでにジアミンアレルギーを発症している方はゼロテクでもカラーリングはできません
ジアミンアレルギーになってしまった時に選べるヘアカラー
ジアミンアレルギーになってしまったら残念ながら通常のヘアカラーはできません
でもあきらめないでくださいね😋
染める方法はありますから👍
代表的な染め方は100%ナチュラルヘナとへマニキュアです
この2つはジアミンが入っていないのでジアミンアレルギーの方にも安心して染められます
ですが、白髪には色が入りますが黒髪に色が入らないんです
白髪のない方はほとんど色が変わりません。白髪のある方は白い毛の部分だけに色が入り黒は残ります。
基本的には暗い色、もしくはオレンジっぽい色になります
ここからが僕からのご提案です
ブリーチもしくはライトナーという薬剤を使います
簡単にいうと【色を抜く】薬剤で、色がつきません
ジアミンは色がつく【カラー剤】に入っていて、色を抜くだけの薬剤には入っていないんです
ライトナーで明るくした状態↑
ただ単位色を抜いただけでは黄色っぽくなったり、オレンジっぽくなったりするだけなので、色を抜いた後にヘナもしくはヘアマニキュアを施術します。そうすると位色だけではなく明るい髪色も楽しめるんです。
さらにさらに、僕からのご提案
ヘナやマニキュアだけではなく【カラートリートメント】もおすすめします
ジアミンアレルギーの方があきらめていた透明感のあるアッシュ系から自然なブラウンまで幅広く楽しめるんです。
ただこれはめっちゃ難しい。。。
だからこそ僕からのご提案です、ご来店前に要相談です
パッチテストで確認をしましょう
ジアミンアレルギーかどうかのテストをした方がいいですね
パッチテストはヘアカラーの48時間前にします。腕の一部にカラー剤を塗布して炎症が起きなければカラーリングをしても大丈夫ということです。
ヘアカラーでお悩みの方はお気軽にご相談を
遠藤 亮
ジャンクロードビギン銀座ルグラン
東京都中央区銀座7-9-11
モンブラン銀座ビル5F
03−6228−5279
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