白髪染めを少しだけ混ぜる。明るさを諦めない、新しい白髪染めの考え方

こんにちは。ジャン・クロードビギン丸の内マイプラザ店で、スタイリストをしている谷口です。普段は「暗くしない白髪染め」を得意として、白髪が気になる大人の女性のカラーを担当しています。

明るく染めたい。でも、白髪も気になる

「髪色は明るく楽しみたい。でも、白髪が目立ってくるのは困る」——このお悩みは、本当に多いです。かといって、しっかり白髪染めをすると、暗くなりすぎて、重たい印象になってしまう。さらに、「次に明るくしたいと思ったとき、暗い色が残って困りそう」という心配もあると思います。

そんな方に、僕がご提案しているのが、明るめのカラー剤に、白髪染めのカラー剤を少量混ぜるという方法です。

どんな方法?「ガッツリ白髪染め」ではない、ちょうどいい混ぜ方

ベースになるのは、明るく染まる、おしゃれ染め寄りのカラー剤です。そこに、暗くなりすぎないけれど、明るくは染まらないタイプの白髪染めのカラー剤を、10〜30%ほど混ぜます。

白髪染めのカラー剤だけで染めると、白髪はしっかり染まりますが、髪全体が暗くなりがちです。一方、明るめのカラー剤だけだと、白髪が染まりきらず、透けて見えることがあります。この2つを混ぜることで、「明るさ」と「白髪のカバー」のバランスをとります。

混ぜる割合のイメージ

白髪染めの割合 明るさ 白髪のなじみ方 向いている方
約10% 明るさを保ちやすい ほんのりなじむ 白髪が少なめの方
約20% ほどよい明るさ しっかりなじむ 白髪が中くらいの方
約30% やや落ち着く より目立ちにくい 白髪が気になる方

※サロンでの目安です。実際の配合は、髪質・白髪の量・ベースの明るさ・使用する薬剤で調整します。

メリット1:暗くなりすぎず、白髪がやわらかくなじむ

混ぜる割合を調整することで、白髪を完全に隠すのではなく、明るい髪色にやわらかくなじませることができます。白髪が目立たなくなりつつ、重たくならない仕上がりです。

メリット2:次に明るくしたいとき、暗い色が残りにくい

しっかり白髪染めをしたあとに、「やっぱり明るくしたい」と思っても、暗い色素が髪に残っていて、思うように明るくならないことがあります。

今回の方法は、白髪染めのカラー剤の量を抑えているので、ガッツリ白髪染めをした場合に比べて、次に明るくしたいときに影響が出にくいと考えています。

ただし、ここは正直にお伝えします。「色素がまったく残らない」ということではありません。髪の状態や、これまでのカラーの履歴によって、次の明るさの出方は変わります。「残りにくい」「影響を抑えやすい」というのが正確な表現です。

染め方による傾向の比較

バーが長いほど、その傾向が強い

■ 明るめカラーのみ
明るさ
白髪のカバー
■ 混ぜる方法(白髪染め10〜30%)
明るさ
白髪のカバー
■ しっかり白髪染め
明るさ
白髪のカバー

※サロン独自の傾向を示したイメージ図です。髪質・白髪の量・履歴により異なります。

向いている方・向いていない方

向いている方

  • 白髪は気になるが、暗い髪色にはしたくない
  • 白髪の量が、少なめ〜中くらい
  • 次回以降、髪色を変えて楽しみたい

慎重に相談したい方

  • 白髪を、しっかり真っ黒に隠したい
  • 白髪の量がとても多い
  • すでに髪が強く傷んでいる

混ぜる白髪染め、向き・不向きチェック

✅ 向いている可能性が高い方
□ 暗い髪色にはしたくない
□ 白髪の量は少なめ〜中くらい
□ 次回以降、髪色を変えたい
□ 白髪はやわらかくなじめばよい
⚠ 慎重に相談したい方
□ 白髪を、しっかり隠したい
□ 白髪の量がとても多い
□ 髪がすでに強く傷んでいる
□ ジアミンのアレルギーが心配

※あくまで目安です。実際に可能かどうかは、髪の状態を見て判断します。

白髪を完全に隠すことが目的の場合は、この方法だと「物足りない」と感じることがあります。そのため、最初に、どこまで隠したいのか、どのくらいの明るさにしたいのかを、しっかりお聞きします。

知っておいてほしい注意点

  • 混ぜる割合は、白髪の量、髪質、ベースの明るさで調整します。ご自宅で自己流に混ぜるのはおすすめしません。
  • 白髪染めのカラー剤を混ぜても、仕上がりは髪の状態によって変わります。
  • 通常のカラー剤と同様に、ジアミンを含む場合があります。アレルギーが心配な方は、必ずパッチテストのご案内と、事前のご相談をお願いします。

ジャン・クロードビギン丸の内マイプラザ店 谷口にご相談ください

「明るく染めたい」と「白髪も染めたい」は、どちらかを我慢しなくても、バランスをとれることがあります。大切なのは、ご自身の白髪の量と、なりたい髪色に合わせて、混ぜ方を調整することです。

ジャン・クロードビギン丸の内マイプラザ店では、暗くしすぎない白髪染めの経験を活かして、髪の状態を見ながら最適な配合をご提案します。ぜひ一度、谷口にご相談ください。

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